プログラミング言語 Swift について
iOSプログラミングを始めるにあたり、読者それぞれの目標があると思います。「iOSアプリを自分で作ってみたい」「アプリ関係に就職したい」「開発チームを仕切るために技術的なことを学んでおきたい」、などです。どんな目標であれ最初にアプリの開発工程を理解することが重要です。
まずはiOSプログラムを行うためのプログラム言語について知りましょう。
Swiftとは？
Swiftとは、iOSとmac上で動くアプリケーションを開発するためのプログラム言語です。ここでは、iOSアプリを開発するために利用するプログラムを考えてください。
Swiftは2004年にAppleから公開された比較的新しいプログラム言語です。毎年バージョンアップを重ね、2021年12月末時点でのバージョンは5.5です。
iOSが頻繁にバージョンアップを行うように、Swift自体も高い頻度でバージョンアップが行われています。
つまり、Swiftは新しい技術がすぐに反映されて利用できるプログラム言語と言えます。新しく公開された技術がすぐに利用できるため、非常に人気の高いプログラム言語です。
SwiftUIとは？
iOSアプリ開発においてよく出てくる「SwiftUI」についてプログラムを始める前に説明しておきます。
SwiftUIとは、iOSアプリ開発で用いられるUI（ユーザーインターフェース）フレームワークのことです。
フレームワークとは、処理の流れがある程度決められている開発キットのことです。
簡単にいうと、SwiftUIとは、アプリのUIを比較的簡単に構築できる仕組みのことです。
Swiftを学ぶためには
前述の通り、Swiftは新しい技術が次々と採用されているため、プログラムの仕様も頻繁に追加・更新されています。現在のバージョンでSwiftを学び始めたとしても、次のバージョンアップでせっかく覚えたことが変わっていた、ということもあります。
Swiftを学ぶ上で、Swiftのバージョンアップにもキャッチアップしていくことも重要です。Swiftの仕様が変わる場合は、Appleの開発者向けサイトでその概要が公開されます。
ただし、ここで公開されるのは仕様の概要までで、具体的な技術までは公開されません。具体的な技術を確認するためには、他のメディアサイトで確認してください。
Swiftの技術キャッチアップとしては
・Appleの開発者向けサイトで概要を確認
・YoutubeやQiitaなどのサイトで具体的な技術を確認
・Githubなどを検索して新しい技術を使ったプログラムの例を確認
このような作業を開発者自身が繰り返していくことになります。
先になりますが、本サイトでもSwift 5.5から実装された非同期実装について説明を設けています。
Swiftを学ぶ際には、是非とも技術的なキャッチアップも心がけるようにしてください。
