GCP はじめてのネットワーク構築 3

gcp-network-3のアイキャッチ画像 GCP

前回の記事で、ローカル環境からProtected SubnetにあるWebサーバーにHTTP(S)アクセスできるところまで構築しました。
続いて、Protected SubnetからPrivate Subnetにあるデータベース(Cloud SQL)にアクセスできるように構築していきます。

ネットワーク構築

データベースの追加

データベース(Cloud SQL)を追加します。
Google Cloud コンソール > メニュー > データベース > SQLで、データベース(インスタンス)を作成します。

データベース エンジンの選択では「SQL Server」を選択します。

CloudSQLの設定①
CloudSQLの設定②
CloudSQLの設定③

初めてCloud SQLを作成する場合は「プライベート サービス アクセスは必須です」と表示されます。「接続を設定」を選択します。

CloudSQLの設定④

これで、Google Cloud コンソール > メニュー > ネットワーキング > VPC ネットワーク > VPC ネットワークで、作成したVPCを選択し、プライベート サービス接続を選択すると、以下のように設定されています。

CloudSQLの設定⑤
CloudSQLの設定⑥
CloudSQLの設定⑦

Google Cloud コンソール > メニュー > データベース > SQLで、作成したインスタンスを選択し、プライベートIPアドレスを確認します。

ユーザー名を確認します。

パスワードは、インスタンス作成時に入力したものになります。

接続確認

WebサーバーにRDP接続し、SQL Server Management Studioなどをインストールします。
データベースの追加で確認した「プライベートIPアドレス」「ユーザー名」「パスワード」を指定することで、データベース(Cloud SQL)に接続できることを確認します。

データベース接続

以上で、GCPにおける基本的なネットワーク構築が完了です。

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