マイクロサービスモデルでWebアプリケーションを構築する場合、ドキュメントルートとCGIルートという概念があります。ドキュメントルートはフロントエンドのブラウザに表示されるGUI(HTML/JavaScript/CSSで構成される)のファイル群を指し、CGIルートはサーバーサイドで実行されるアプリケーションのファイル群を指します。GUIとアプリケーションはそれぞれ独立し、異なる場所に配置します。
ここでは、IISでWebアプリケーションを構築する場合の例を解説します。
IISの構築方法はこちらのページをご覧下さい。
同ページに従ってWebアプリケーションを構築した場合、以下のような配置になります。
![](http://tech-popeye.com/wp-content/uploads/2021/09/document_root-1024x766.png)
![](http://tech-popeye.com/wp-content/uploads/2021/09/cgi_root-1024x762.png)
ドキュメントルート以下にCGIルートを配置しないことがセキュリティー上大切です。
https://<ip>:<port>/cgi-bin/index.phpのようにURL(ディレクトリ)をたどってCGIにアクセスされるリスクがあるためです。
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