プログラミングを始めるにあたり、何から始めてよいか分からない、たくさんのプログラム言語があるがどれを選んでよいか分からない、などの悩みを抱える人がたくさんいます。その場合、「デファクトスタンダードは何か?(=最も使われているものは何か?)」を考えるようにして下さい。なぜなら、最も使われているということは、企業での採用数やクラウドソーシングなどでの案件数が多く、転職や副業に有利であるためです。
プログラミングの始め方
結論として、ここでは以下を採用します。
- どのようなエンジニアになるか? … Webエンジニア
- どのようなプログラム言語を採用するか? … フロントエンドは「HTML」「JavaScript」「CSS」、バックエンドは「PHP」
- どのようなフレームワークを採用するか? … Laravel
それぞれの理由を説明します。
どのようなエンジニアになるか?
エンジニアとして最もニーズがあるのが「Webエンジニア」です。みなさんがよく使うWebブラウザ上で動くアプリケーションを開発するエンジニアのことで、WebブラウザはWindowやMacといったOSの違いに依存しないで表示や操作ができるため、今後もニーズは高くなります。
どのようなプログラム言語を採用するか?
フロントエンドのブラウザでは、プログラム言語として「HTML」「JavaScript」「CSS」を使います。よって、自ずと採用する言語は「HTML」「JavaScript」「CSS」になります。
バックエンドでは様々なプログラム言語が候補となりますが、最も使われているのが「PHP」です。Google検索でも情報が多く、自分で調べながらコーディングしていくことが容易です。
フロントエンド、バックエンドとは?
フロントエンドとは「目の前にある」という意味で、ここではブラウザとそのプログラムを指します。
バックエンドとは「後ろ(で処理をする)」という意味で、ブラウザから指示を受けて処理をするサーバーとそのプログラムを指します。
どのようなフレームワークを採用するか?
PHPのフレームワークとして、最も使われているのが「Laravel(ララベル)」になります。企業の求人やクラウドソーシングの案件でも、Laravelを使ったものを頻繁に見かけます。
フレームワークとは?
フレームワークとは、頻繁に使う基本的な機能をまとめて提供してくれるものです。以下の図を参考にして下さい。
ファイル操作の例を示しましたが、他にも、表示を簡単にしてくれたり、データベースへのアクセスを簡単にしてくれたり、フレームワークを使うことでコーディングがはるかに楽になります。
どのプログラム言語を使う場合でも、多くの場合でフレームワークを使いますので、フレームワークがどのようなものかをきちんと理解するようにしましょう。
本節の説明は以上になります。